小江戸川越

Part 1 時の鐘

                                              川越市在住  池野谷 鯉太郎






NHKが今年の3月から放送した朝の連続テレビ小説

「つばさ」の舞台には埼玉県を選んだ。これは、皆さんご存知のことですね。
80作目でついに全都道府県を一巡したわけです。


 連続テレビ小説の放送開始は61年。75年からは年2本が放映されている。
埼玉が全国最後の舞台になったのはなぜか。

 「たまたまです」と、NHKのプロデューサーは話す。
あえて理由を挙げれば「主人公が地方から上京するパターンが多く、
埼玉だと東京に近すぎるのでは」と言われる。

 朝ドラではヒロインの一代記か半生記が王道だ。かつ地方から上京するか、
大阪に行く話が大半である。

東京か大阪で制作する事情もあり、主な舞台は東京が最多の43本、
次いで大阪19本が続く。

関東で最高視聴率60%を超した83年度の「おしん」も、
主人公が山形から上京する物語だった。

囲碁のほかに、地域のボランティア、ゴルフやドライブ、旅行など
多彩な趣味を有する池野谷さんに「小江戸川越」の写真をお願いしました。

デジカメ全盛時代なのに、撮影経験はゼロに近い池野谷さん。
敢然と、地元川越の撮影に挑戦することになりました。

3回に分けて、川越の様子をお知らせします。



  

  
NHK放送センター西口で、直ぐに目に入るポスターです

                                                 編集 : C・W





川越駅を出ると、目の前に「つばさ」が...。



JR川越駅前どおり。



時の鐘どおり」に、遠慮するがごとく「時の鐘」



午前中の「時の鐘」



同じ時間帯の「時の鐘」



日本の音風景百選に認定されました。

約400年前から城下町に時を知らせてきた川越のシンボル。
今も一日4回。午前6時、正午、午後3時、午後6時に
蔵作りの街に鐘の音が響きます。



この画像をクリックすると、川越市役所のページから
実際の鐘の音を聞くことが出来ます。




午後の「時の鐘」



 同じ時間帯の「時の鐘」 



時の鐘と薬師神社

時の鐘の下はトンネルになっています。

薬師神社の入り口は「時の鐘」の真下にあります。
この神社は、目の神様だそうです。



時代を経ても時の鐘は永遠に。



小江戸川越の観光客は、年間450万人を超えます。

外国人も、たくさん来ます。英語の勉強もどうぞ!









〜 つづく 〜